ゼロサム6月号感想




なんか、悟空がっ!悟空がっ!不覚にもときめてしまいました。悟空は子供の顔と男の顔の両方を持っていて、そのギャップにやられますvV
話の展開的には切ないですね。『なにかが、こわれる音がしたんだ』
悟空の予感は悲しいことにあたってしまいましたね…。
しかし、扉の悟空のキャッチコピーは何だ?!空三は公に認められているのか?!ゼロサム公認カプ?!だって『心に降る雨、
静かに咲いた想いですよ!!僕の胸に静かに雨が降るってところでしょうか?!

そして、三蔵がいないことに気がついた悟空の動揺ぶり。みていて切なくてつらいですね。
悟浄の台詞もひどいように思えるけど、『三蔵だったら止められたのに』っていう気持ちと、なんでこうなってしまったのか分からなくて、この場にいない三蔵に苛立ちをぶつけるしかないって感じなのだと思います。
あの三人にとって、やはり三蔵の存在って光だと思うんですよね。
上を向いて生きることのきっかけを与えてくれたのは三蔵ですし。
ただ、薄闇の中で生きてきた感がある、八戒や悟浄にとって、その輝きは時折強烈すぎてまぶしいのではないかなぁ〜と思うこともあり。

ただね、三蔵も万能じゃないってことだけは分かって欲しいのです。
三蔵も、自分の不始末は自分で決着をつける的な人だから、そんなに何もかも自分ひとりで背負い込まなくていいよ。と声をかけてあげたくなります。

今までは、何だかんだいいつつ、それを他の三人がいることによって無意識のうちに人に頼ることというか、背負った荷物を分けることができていたんだろうなと思うと、余計に悲しくなる。

で、一方、
人生は上々だな方が一人。ヘイゼル グロースさん(20) 職業 司教

この方は憧れの三ちゃんを手に入れてご機嫌なご様子。(笑)
櫃割的妄想としては、
『三蔵はん、そないに早足やと転びますえ』
とか言っている側から、木の根元につまづく三蔵。
『ほら、言うてる側から。危なっかしくてみてられへんわ』
と、すかさず受け止めるヘイ様とか見てみたいです(笑)

その姿は、わがまま姫につきそう騎士のようです(笑)もしくは親衛隊?!(笑)
すっかり下僕と化しています(笑)
良いのか?!ヘイゼル!!(笑)


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